環境にやさしい内航海運

エネルギー効率のよい内航海運

近年、世界的な規模で省エネルギーが大きな課題となっており、国内貨物輸送の分野でもエネルギー効率のよい輸送が求められています。内航海運は、1トンの貨物を1km運ぶのに必要とするエネルギー消費量が営業用貨物車の約1/5、またCO2排出原単位でも約1/6と、エネルギー効率がよく、環境にも優しい輸送モードです。

1トン㌔輸送するのに必要なエネルギー消費量

1トン㌔輸送するのに必要なエネルギー消費量

国内の貨物輸送の分野では、トラックへの過度の依存から生じた道路混雑や騒音公害への対応と、二酸化炭素排出の削減をめざす地球温暖化対策等の環境問題への取り組みが強く求められています。 そこで、トラックが運んでいる貨物の一部を二酸化炭素の排出が少なく、エネルギー効率のよい内航海運や鉄道に振り替える“モーダルシフト”が推進されています。 内航海運は、このように地球環境の保全に大きく貢献しており、エネルギー効率がよく『地球にやさしい内航海運』への期待がますます高まっています。

貨物輸送機関の二酸化炭素排出原単位

貨物輸送機関の二酸化炭素排出原単位

内航海運の二酸化炭素排出削減への取り組み

当総連合会ではボランタリープランとして、令和12年度における二酸化炭素排出量を平成2年度比で34%削減した「565万トン」とする目標を立て平成25年度以降取り組んでいます。
令和元年度では、前年度に比較し生産活動量(輸送トンキロ)は輸送需要の低迷により僅かに減少(3.7%)し、二酸化炭素排出量は1.0%減少しました。令和元年度の排出量は、平成2年度の859万トンに対し700万トンとなり、159万トン(18.5%)減少しました。
二酸化炭素排出原単位(1トンの貨物を1km運ぶのに必要な燃料消費量に係数をかけて算出する)では、令和元年度は前年度に比較し5.1%増加しました。

内航海運の二酸化炭素排出削減への取り組み
内航海運の二酸化炭素排出削減への取り組み

Copyright © 2021 Japan Federation of Coastal Shipping Associations