内航船員に必要な資格

内航船員に必要な資格

船員は、職員と部員に分かれていますが、職員とは海技資格(国家試験)を持っていることが前提で、一般の会社でいうと、役職(部長や課長など)に相当するもので、船長、機関長、一等、二等、三等航海士・機関士などがあります。部員(海技資格無し)は一般社員というイメージでしょうか。
ですから、部員も経験を積み、海技資格を取得すれば職員になることが出来ます。

海技資格は、1~6級(航海・機関)に分かれており、1級が上級の資格でも、給与も海技資格や役職によって違っています。 給与は、同世代の一般の会社員と比べると、経験や資格などによって異なりますが、船員の方が高い水準にあります。さらに、乗船中は食費などが一切掛からないので、お金を使うことがありません。
また、乗船中の勤務は、「4時間勤務、8時間非番」を2回繰り返すことが基本的な1日のスケジュールで、年間では、概ね「3ヶ月乗船、1ヶ月休暇(下船)」を繰り返すというのが内航船員の勤務体系です。

内航船には6級の海技資格があれば職員として乗船することができ、さらに経験を積み、上の海技資格を取得して上位の職員を目指すことが出来ます。

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